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語学学校をやめて「スタムティッシュ」を始めてみたら・・・?

どうも、ドイツ語学習継続中のwasabi( wasabi_nomadik)です。

 

私のドイツ語学習の様子は過去に書いた「失敗しない語学学校選びのススメ」を読んでいただけるとお分かりのように、私は学校選びに失敗してしまいモチベーションを上げながらの学習が難しくなってしまいました。

 

でも、よく考えてみたらドイツに住んでいるんだから周りはドイツ人だらけ。

もしかしたら学校に行かなくてもドイツ語会話くらいなら勉強することができるのでは?と思って始めたのが「スタムティッシュ」です。

 

スタムティッシュとは、気軽な定例会のような集まりのことです。大きなテーブルを囲んでみんなで気軽におしゃべりをするというもので、語学に限らず同じ趣味や目的を持っている人が定期的に集まる会がベルリンでもあちこちで開催されています。

 

ベルリンにもドイツ語&日本語スタムティッシュというものがあって、私はハッケシャーマルクト近くのバーで水曜日に開催されるスタムティッシュに参加したことがあります。ベルリン自由大学の日本学を勉強している生徒さんもよくこの会に集まっているそうです。

▶︎ ベルリン自由大学日本学スタムティッシュのFacebookページ

 

ベルリンで友達を作りたい人はこういうFacebookのグループに参加してみても良いかもしれませんね。

色々な人が参加していて、みんなフレンドリーだったのですぐ友達を作れる環境でした。雰囲気もとってもカジュアル。

 

 

私はがっつりとドイツ語を学びたかったので、机でノートを広げながら会話する「カフェ・スタムティッシュ」を自分で開催することにしました。

 

ベルリンの素敵なカフェを発掘したいので、カフェ巡りも兼ねて場所は毎回違うところを設定しています。今はドイツ人の友達と私の2人がコア・メンバーですが、徐々に人数を増やしてスタムティッシュを盛り上げて行きたいと思っています。

スタムティッシュを通して色んなカフェを知れるのも楽しい。

スタムティッシュを通して色んなカフェを知れるのも楽しい。

スタムティッシュをやってみて、私のドイツ語は上達したかと言われたらまだまだその実感を感じるには早すぎます。でも、分からなくてもとりあえず会話を進める事を重視するようになるので、ドイツ語でも「なんとなく言いたい事が伝えられる」ようにはなりました。

 

分からない単語や表現があれば、その場ですかさず聞いてノートにメモしているので後からまた見直す事もできます。そのため、数は少ないですが単語が定着していっているような気もします。

 

語学学校ではテキストに沿って、そして先生に沿って授業が進んでいくので自分の興味のある話やテーマでドイツ語を学べるとは限りません。その点、スタムティッシュは普通のおしゃべりという等身大のテーマで単語や表現を吸収できるので、ますは「ドイツ語でたわいもない会話がしたい」という私にはこの方法が合っているように感じました。

 

もちろん、ドイツ語学校に行くのは語学習得にあたって非常に有効な手段ですが、それだけではないんだな〜ということが分かった最近です。

 

近所のベトナム料理屋の店員さんは流暢なドイツ語を話しますが、全部独学で学んだらしいし、アメリカ人の友人は、カフェで何かを注文する際に、店員に「ドイツ語でどう言えばいいの?」と聞いて、教えてもらった言葉をスマホの音声入力で単語帳のアプリに文字入力して勉強しているそう。

 

ドイツ語学習、いろんなやり方がありますね。

 


【 wasabi のプロフィール】 wasabi_profile 2014年獨協大学を卒業後フリーランスのライター・翻訳家としてドイツ・ベルリンを拠点に活動中。ブログ「WSBI」ではより詳しいワーホリ関連情報とフリーランス関連情報を発信中! ドイツで見つけた日本文化を紹介するTadaimaJapanでの連載、「ドイツで日本発見!」もお見逃しなく!

著者紹介

wasabi

1991年7月1日生まれ東京出身。(本名:藤沢祐子)2014年獨協大学卒業後、新卒でフリーランスの日英翻訳家/ライターとして2015年春にベルリンに拠点を移して活動。現在は翻訳家・ライターとして各種メディアやブログを中心にドイツ移住情報やテクノロジーを使って楽しく生きる自身のノマドなライフスタイルやオピニオンを発信中。2016年2月にはTEDx Youth@Kobeへの登壇も果たし、自身のメッセージを国内外共に精力的に伝えている。

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