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ベルリンで東ドイツ・レトロな小物を探すならココ!「intershop 2000」が面白い!

intershop2000

どうも、レトロ大好きwasabi( wasabi_nomadik)です。

ベルリンでは蚤の市でよくドイツのレトログッズを見かけます。

ランプや食器、石けんやステーショナリーなど実に様々なものがあって、いつも目移りしてしまいます。

その中でも人気なのが東ドイツ、DDRで作られていた製品です。

 

壁が崩壊する前は社会主義だった東ドイツ。DDR製品は質素なデザインのものが多く、昔をなつかしむ高齢者層や古いデザインに魅力を感じる若い層の間で人気があります。

 

こうしたなつかしさを、ドイツでは「オスト(東)+ノスタルジー」という言葉をもじって「オスタルギー(Ostalgie)」と呼ぶそうです。

 

私もそんな「オスタルギー」の魅力にハマって、マーケットでDDR製品を見かけるたび立ち止まってしまうのです。でも、観光でベルリンに来ている方は週末のマーケットに旅行日程がかぶらないこともあるかと思います。そんな方にぜひおすすめしたいのが、DDR製品を集めて販売しているお店、「Intershop 2000」です。

 

Intershop 2000

DDR製品がズラリ!

 

ここではもう製造中止になっているDDR時代のプロダクトがところ狭しと並んでいます。アンティークというとお高いイメージがありますが、このお店で売られている物はほとんどがすごくチープ。安くてかわいい、ドイツらしいお土産を買うにはピッタリの場所なのです。

 

タイプライター

タイムスリップしたかのような世界観!

 

ポストカードや、雑誌、コースターにステーショナリーなど生活に密着している製品が多いのが特徴です。個人的には、この安っぽいプラスチックの感じや、全体的に作りが雑な感じがたまらなく好きなのです。東ドイツは社会主義だったため、他国からのコットン、ウール、木材、ガラス、アルミ、ゴムなどの原材料輸入に規制がかかっていました。こうした原材料不足を解決し、大量生産を可能にするためにプラスチック製品がたくさん製造されたそうです。

 

たまご入れ

これは一体なんでしょう?

 

店内はすごく広いわけではありませんが、じっくり見ていると宝探し気分になってきて時が経つのを忘れてしまいます。お店の中には一見すると使い方が分からないものも多くあって、「これはなんだろう?」と想像するのもまた楽しい。私が面白いと思ったのはこれ。上の写真は、なんと「卵用のお弁当箱」だそうです!真ん中の小さい瓶には塩を入れます。東ドイツ時代の食事がいかに質素だったかが伝わって来る一品です。

 

フォーク

私の戦利品

 

私が今回手に入れたのは、このケーキ用フォーク11本。ちょうどうちにケーキ用フォークがなかったし、デザインが素敵すぎるので買ってしまいました!お値段なんと、3ユーロ(約400円)。アンティークなのにこんなに安いなんて驚きました。箱の裏に、”3€×11″とうっすら書いてあったので、「これって11本で3ユーロなの?」とお店の人に確かめたら、「う〜ん、ま、それでいいですよ。」とのこと。値段設定は気分次第なのか・・・!?こんな感じだと、いっぱい買えば値切る事も可能そうですね。

 

東ドイツレトロに興味のあるかたは、是非このお店を覗いてみてはいかがでしょうか?きっとお気に入りのものが見つかるはず。

 

intershop 2000

住所:Danneckerstraße 8, 10245 Berlin

最寄り駅:S+Uバーン Warschauer Stra­ße(徒歩10分程度)

営業時間:水〜金 14:00-18:00、土日 12:00-18:00

ウェブサイト:http://www.intershop2000.com/


【 wasabi のプロフィール】 wasabi_profile

2014年獨協大学を卒業後フリーランスのライター・翻訳家としてドイツ・ベルリンを拠点に活動中。ブログ「WSBI」ではより詳しいワーホリ関連情報やフリーランス関連情報、ライフスタイルを毎日発信中!

著者紹介

wasabi

1991年7月1日生まれ東京出身。(本名:藤沢祐子)2014年獨協大学卒業後、新卒でフリーランスの日英翻訳家/ライターとして2015年春にベルリンに拠点を移して活動。現在は翻訳家・ライターとして各種メディアやブログを中心にドイツ移住情報やテクノロジーを使って楽しく生きる自身のノマドなライフスタイルやオピニオンを発信中。2016年2月にはTEDx Youth@Kobeへの登壇も果たし、自身のメッセージを国内外共に精力的に伝えている。

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