ドイツに留学してみましたヾ(*´∀`*)ノ

ドイツ語を選んだ理由

こんにちは!ニュルンベルクの吉野です。2月に入りベルリンの寮の連絡が届きWGへの不安を感じ始めました(今はキッチン、シャワー、トイレのついたEinzelapartmentに住んでいます)。これから引っ越しに向けてラジオ、保険、電力会社などの解約をしたり、家を出るのって意外とめんどくさいですね。それにテストもあったりと忙しい2月になりそうです、、、

 

というわけで、1月の終わりに少し時間があったので、ついに念願のブンデスリーガ観戦に行ってきました!!僕がドイツ語学科に入った理由のかなりの割合を占めているのがサッカーです。小学校から高校までずっとサッカーをやってきて、そしていつの間にかヨーロッパサッカーに魅了されていました。ついに大学では自分でプレイするのはやめて、観戦する方に専念しています(笑)ですが、実際ドイツには僕の好きなチームはありません(ちなみにイングランドのリヴァプールのファンです)。

ではなぜドイツ語学科を選んだか。いくつかある外国語学部の学科の中にもスペイン語、ポルトガル語、英語などサッカーが盛んな国の言語はあります。しかし、そこで頭をよぎったのがサッカーの「監督」になりたいという夢でした。小学生からサッカーをやっていたものの、なぜか選手になりたいと思ったことはほとんどなく、監督のほうに興味がありました。そこでネットで調べたところ、ドイツに最高峰の指導者育成施設があることを知りました。とはいえ当時まだ英単語一つ知らないような小学生。ぼんやりとしか考えていませんでした。中学、高校に上がってからも同様でしたが、受験でいざ学科を選ぶときにそのことを思い、ドイツ語学科に即決しました。だからといっていまだに監督を目指しているわけではありませんが、なにか将来ヨーロッパサッカーに関われるんじゃないかと思いました。

 

すいません、こんな自分の話はこれくらいにして、観戦について話します。好きなチームがないとはいえ、ドイツのブンデスリーガは間違いなく世界最高峰のリーグ。どの試合も中立の立場から見られるので逆に良かったです。ドイツは2014年のワールドカップでも優勝しており、人気、実力ともに申し分ないです。有名選手も多く在籍しておりスタジアムに行くとかなり興奮します。またブンデスリーガは平均観客数がヨーロッパでも1位であり、国内での人気がうかがえます。そのため観客は皆熱く、常に応援、野次などが飛び交っています。行きの電車の中でも応援歌を大声で歌うファンもしばしば見られます。

今回観に行ったのはケルンvsアウクスブルクとレヴァークーゼンvsマインツの2試合でケルンとレヴァークーゼンのホームゲーム。残念なことにニュルンベルクの近くにはあまりチームがないため、チームが豊富な西のほうに少し遠出をしてきました(ニュルンベルクは現在2部)。試合や席によって違いますが、今回料金はそれぞれ42ユーロと17ユーロで、席は前から7列目と3列目で選手をかなり近くで見ることができました。個人的にスタジアムではできるだけ近い席で見たいというこだわりがあります。実際、試合自体はあまり見やすくないですができるだけ放送とは違う感じで見て臨場感を味わいたいのです。入場するときのチェックはかなり厳しいです。リュックサックのような大きい荷物や飲み物などは持ち込むことができません。僕はポケットに入れていた目薬を捨てられそうになりました(笑)

チケットはpdfをプリントするだけでした

チケットはpdfをプリントするだけでした

ブンデスリーガのまず何がいいかというとレベルの高さもそうですが、スタジアムが最高です。日本のJリーグが行われるスタジアムはやはりまだサッカー専用の競技場というのが少なくピッチの周りに陸上トラックがあったり、観客席までの距離が遠かったりしています。しかし、ブンデスリーガのスタジアムはほとんどがサッカー専用で、ピッチと観客席の距離が非常に近く、選手そしてサポーターの一体感、迫力を強く感じることができます。ケルンは現在最下位に落ち込んでいますが、それでも約5万人が集まり応援する姿は圧巻です。僕がヨーロッパサッカーに魅力を感じる点の一つです。今回行ってきた二つのスタジアムは特にそれが顕著でした。

3列目の景色

3列目の景色

そしてやはりドイツにおけるサッカー観戦のお供としてビールは欠かせないようで、試合中でも多くの人が席を立ち、ビールを持って帰ってきます。もっと試合に集中しろよと思ったりもしましたが、さすがドイツという感じですね。ゴールが決まった時や惜しいシュートを打った時は、リアクションした人のビールが後ろの席から降ってくるなんてこともありました(笑)

そして、試合の外でもファンとの距離が近いのもブンデスリーガの良さです。頻度はチームによって違いはありますが、公開練習を設けており、選手の練習風景を見ることができ、練習後には選手が近づいてきてサインや写真撮影に応じてくれます。この間実際に行ってみましたが、そのチームのファンではなくてもかなり興奮します。雨の中4時間くらい出待ちをしてかなりしんどかったですが(笑)また、チームに手紙を送ると直筆オートグラフカードがもらえるというサービスなんかもしています。ちなみに僕は日本にいるとき何枚かもらいました。

 

 

激しいプレーに、熱狂的な応援でスタジアムは最高の雰囲気に包まれ、また日本人選手も多くみられる、加えて料金も試合によっては意外と安い値段で見られるので、普段はサッカーあまり見ないよという人もドイツでのイベント感覚で是非行ってみてはいかがでしょうか!!

 

今回はサッカーのことばかりですいません(笑)次回はビザ取得について書いていこうと思います。ケルンついでにデュッセルドルフに行って食べたとんかつ定食がおいしかったです。

 

 

 

 

 

吉野匠

著者紹介

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学3年生(2019年4月現在)。2018年夏学期〜2019年夏学期 までドイツ各地に留学中。 真野 萌(Bonn) 大橋 ふみな(Heidelberg)磯貝 理津子(Freiburg)

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