【今週のドイツ語】Schienenersatzverkehr
この冬、ドイツでは南部の地方を中心に大雪の被害が相次ぎました。
雪で列車が走行不能となり、代わりにバスが運行するということも。
そこで今週のドイツ語は、バスなどによる代替輸送を表す言葉です。
Schienenersatzverkehr
シーネンエアザッツフェアケア
またまたドイツ語らしく長い単語で恐縮ですが、
シーネは鉄道の線路、エアザッツは代替、フェアケアは交通。
そのまま「鉄道の代わりとなる交通機関」、
「振替輸送を行う代替交通機関」を意味します。
これは雪に限らず、事故や車両故障、線路点検などで
鉄道の復旧見通しが立たない時の振替輸送にも使われます。
路線工事など長期にわたって不通になる場合は、計画的に振替輸送を行う場合も。
また、列車だけでなく、市電や地下鉄など、
線路の上を走る交通機関にはすべて使える言葉です。
街なかを通る市電などでは、代替交通機関としてタクシーが出動することも!
そうなったら、なんだか得した気分ではないですか?
実際に振替輸送が行われるときは、
Schienenersatzverkehr
という標識を目標に乗り場に移動することが多いようです。
ドイツへ行くご予定のある方、この単語を覚えておいて損はないかも!
©ドイツ大使館 今週のドイツ語