【今週のドイツ語】Etwas durch die rosarote Brille sehen
Etwas durch die rosarote Brille sehen
エトバス ドュイヒ ディー ローザーローテ ブリレ ゼーエン
“durch”は一つの単語として覚えるよりも、
ここでは”durch etwas sehen” =「何かを通して見る」という意味があるので、
ここではまず繋げて意味を覚えるとわかりやすいです。
“rosarot”は「ピンク色」という意味でもありますが、”Rosa”という色はピンクよりも濃いピンク色という認識が強いかもしれません。そこに”rot”=「赤」も入るので、赤ピンク色と訳した方が適切かもしれませんね。
そして”Brille”は「メガネ」です。
つまり、この言い回しの直訳は「赤ピンク色のメガネを通して見る」になります。
この表現は何かを大袈裟にポジティブに捉えていたり、また夢の世界のような話をしている時などに使われます。
残念ながらこの表現の由来については見つけることはできませんでしたが、
多くの場合、恋をしているときや、付き合いたてのワクワクしている人を見ているときに使われる表現なのです。
何もかも世界が輝いて見えていたり、その人のいいところしか見えていない状態の際に使えるぴったりな表現なのですが、日本語でも「薔薇色の世界」という表現があります。
恋をしたときのキラキラとした世界は万国共通ですね♡
©ドイツ大使館
今週のドイツ語
これまでに紹介した今週のドイツ語が本になりました。
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