ドイツで感じた日本と違うお引越し事情~住居を去る時のスタンダードとは?~
皆さん、こんにちは。
ドイツのデュッセルドルフで6年間駐在妻として生活していたデュッセルママこまちです。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
ドイツに来た当初は、ドイツ生活に慣れるまで毎日が驚きや失敗の連続!
そんな経験から、こまち自身がドイツ生活の最初のころに知りたかった情報をデュッセルママこまちのInstagramで投稿しています。
今回のドイツ大使館のYoung Germanyのブログでは、こまちがドイツ生活最後に経験したドイツから日本への引っ越しについてご紹介したいと思います。
2021年1月からブロガーとして投稿させていただきましたが今回が最終回となります。
駐在生活には始まりがあれば必ず終わりがありますので、最後の締めくくりに夫の駐在終了に伴うドイツから日本への引っ越しと日本帰国後駐在生活について思う事をお話ししたいと思います。
駐在家族の引っ越しスケジュール~辞令は突然に~
駐在生活は突然の海外赴任の辞令からドイツ生活が始まり、そして突然の帰国の辞令によりあっという間にそれも終了になります。
企業にもよりますが、半年くらい前にわかるところもあるようですが一般的には2~3か月前、短いと1ヶ月ちょっとという場合もあるようです。
こまち家の場合も、帰国の辞令が出てから約2か月で日本に帰国になりました。
その為、帰国の辞令が出たと聞いたらすぐに引っ越し準備を開始します。
【ドイツでの引っ越しスケジュール】
1.まずは引っ越し業者への見積もり依頼&引っ越し日を相談
2.引っ越し業社の訪問(引っ越し荷物の下見と見積もり&引っ越し日の確定)
3.引っ越し日程に合わせたてものの仕分けや家具等の処分や片付け&最後のお土産購入
4,引っ越し日以降帰国日までのホテルの予約
ドイツの引っ越しのスタンダード
ドイツのお引越しの基本は全撤去です。
この全撤去のレベルが日本での想像を超えています。
ドイツでは、キッチンも家具の一部と考えられているので、次に住む人が欲しいといって購入したり、大家さんがキッチンを買い取ってくれたりする場合以外は撤去が必要になります。
なので、日本に住んでいると信じられませんが、貰い手がいないキッチンは撤去されてただの部屋の状態にしないといけません。
これからドイツに来る場合、日本では当然のようにキッチンがついていると思うかもしれませんがドイツの場合キッチンがついていない物件もあるのでキッチン付きかどうかというのも大きなポイントになるかもしれません。
こまち家の場合は、だいぶ古いキッチンだったため、撤去することになりました。
キッチンだけでなく電気やカーテンレールなどすべて取り払います。
ドイツ赴任時と帰任時の引っ越しを経験して思う事
ドイツに赴任時は、ドイツ語ゼロの状態だったので、かなりのものを引っ越し時に持ち込みましたが、帰任時には
できる限り物を譲ったり処分してきました。
デュッセルドルフの場合粗大ごみなど無料で引き取ってもらえるので、どうしようか迷ったものや譲り先が見つからなかったものはドイツですべて手放してきました。(2021年現在)
実際日本に帰ると、ちょっと大きなものになるといろいろと処分にお金がかかるのでできるだけスリムに身軽にして帰るほうがいいと思いました。
【帰国後感じた事】
・日本には小さい住環境でも快適なコンパクトで便利な機能がある家電や家具がしっくりくる。
・船便到着までに日本で必要なものは買ってしまうので、荷物を開けてもう使わないというものが出てきた。
駐在妻としてのドイツ生活を終えて
先に日本に帰国した方の話を聞くと、駐在中の生活はもう夢の中のようだったと聞いたことがあります。
日本に帰ったとたん現実に引き戻されると・・・
今は、日本とドイツの違いを楽しみながら生活しています。日本の方が便利でいいなと思うこと、ドイツのスタイルの方がいいなと思うこと、両方を感じることができます。
例えば、とても小さなことですが、ポケットティッシュはドイツの方が好きです。
【ドイツのポケットティッシュのいいところ】
・ドイツのポケットティッシュは分厚くしっかりしている。
・一度開けてもテープでしっかり蓋をできる
こんなちょっとしたことでも、ドイツのことを懐かしむきっかけになっています。
さいごに
ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!
そんな気持ちでこまちがお伝えしてきた【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
ドイツ語の知識がない中で、生活で困ったこと気づいたこと驚いたこと1年を通してお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
私の経験が、これからドイツで生活をする方のお役に立てるのであれば幸いです。
1年間どうもありがとうございました!
【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。