マウンテンバイクパークGeisskopf
Bikepark Geisskopf
10月末になり、今年もバイクパークの季節が終わろうとしています。
アルプスの方のバイクパークは9月までというところが多く、ダウンヒルをしたくてウズウズしている私は、ドイツのバイクパークに行っています。
Bikepark Geisskopfは、レーゲンスブルグの近くにあるバイクパークで、存在は知っていたのですが、フランクフルトから車で4時間ほどかかります。
4時間移動にかけるならアルプス方面に行った方が山自体も多く、コースも長くて濃密な時間を楽しめるのでなかなかGeisskopfには行けていませんでした。
今回初めて訪問するパークです。
チェコとの国境付近にあって、ここから30分ほど車で行ったところには、チェコにある別のバイクーパーク「BikeparkSpicak」もあるので、それとセットで遊んでくることにしました。
どちらのパークも10月末までオープンしているので、ダウンヒル中毒者の私は迷うことなく行くことになります。
Bikepark Geisskopfは、大小含めて16種類のコースがあり、子供、初心者、上級者までレベルに合わせたコースが用意されています。
どのバイクパークも同じで、青が初心者、赤が中級者、黒が上級者のコースで色分けされています。
真ん中の黒いまっすぐの線がリフト。
リフトで上まで運んでもらうので、エッチラオッチラ自転車で坂を登る必要はありません。
チケットの料金は画像の通り、子供は大人のほぼ半額、1時間から購入できます。
1日券を買ってもいいのですが、飽きてしまうと無駄なので、3時間もあれば十分遊べるかなーという感想です。
Stundeは1時間、Tagは1日、Fahrtenは1回の意味です。
もちろんマウンテンバイクのレンタルも可能なので、手ぶらで行ってもいいです。
電動バイクをレンタルして近くの森をサイクリングするのもいいですね。
プロテクターのレンタルもありましたが、あんまり綺麗じゃなかったので、自分で準備したほうがいいかもしれません。
レンタルショップでは、マウンテンバイクの修理もやってくれるので、対応可能な範囲、例えばパンクやブレーキのオイル漏れ等はすぐに修理してくれます。
コース
上までリフトで運んでもらい、リフトを降りるとコースの案内板があります。
リフトを降りてすぐのところにスタート地点があるので、迷うこともありません。
案内板が示す先へ行くとゲートがあって、ここからスタートします。
ここにも案内板があって、ルールや注意点が書いてあります。
コースによってはフルフェイスヘルメットとプロテクターが必須になっていますが、いちいち着替える人はいなくて、みんなフルフェイスヘルメットとプロテクターをデフォルトで着用してます。
中級者コースにはウォールライドや岩場が多く、岩場の練習をしたいと思っていた私は大歓喜!
コツは肘と膝を柔らかく使って、凸凹を舐めるようなイメージで乗ることと、コースの先をよく見ること。
緊張して関節が固まってしまうと転倒しますし、コースの先が見えていないと、次に来る障害物に対応できません。
ウォールライド「壁走り」。
コツはスピードに乗ることと、壁のあまり上のラインを取らないこと、視線は壁の先を見ること。
スピードが足りないと、遠心力が不足して手前に落ちてしまいます。
上のラインを取りすぎると壁の向こう側に落ちてしまいます。
初心者用コースが2つしかなく、少ないので、もう少し青のコースを増やせばお客さんも増えるのになー、と思いながら青のコース「Flow country」を攻めてみましたので、動画を貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=ghOUP6c3umk&t=12s
11月からは、どこのバイクパークもシーズンオフに入って、スキーの方に切り替えていくので、オープンする5月まではダウンヒルはお預けになります。
それでも冬山を自分で登って泥だらけになりながら遊んでいます。
去年は雪が少なくて断念したので、今年はスキーでも始めてみようかと思っています。