【今週のドイツ語】Guten Rutsch
Guten Rutsch!
グーテン・ルッチュ
年末になると、ドイツでは必ずと言っていいほど耳にするこの挨拶。
日本語で言うところの 「よいお年を!」 にあたります。
でも、直訳すると、der Rutsh は「滑り」の意味、つまり「良い滑りを!」。
「…え?滑るの?」と、一度は思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
今日は、このRutschの由来と意味を、ほんの少し深掘りしつつ、年の瀬にふさわしい「今週のドイツ語」をお届けします。
Rutsch「滑り」 は本当に「滑る」の意味?
実は、ヘブライ語の 「Rosch」(=頭・始まり) に由来するという説があります。
ユダヤ教の新年 「Rosch ha-Schana」の 「Rosch」 が、中世ドイツ語に入り、時代とともに発音が変化して 「Rutsch」 になった、という説があります。
あくまで仮説ではありますが、意味としては「よい年の初めを!」に近いですよね。
とはいえ、Rutschの動詞「滑る」はrutschen 。
雪道で滑る季節でもあるので、感覚としては「新しい年へ、つるんと滑らかに移行できますように!」というイメージが現在のニュアンスとして定着したとも言われています。
とにもかくにも、みなさんが、つるりと気持ちよく新年に滑り込めますように。
そして2026年も、この「今週のドイツ語」シリーズをどうぞよろしくお願いします!Guten Rutsch ins neue Jahr!
