フランクフルト Pick Up

Main Matsuri 2026

マイン祭り

オフェンバッハでまさかの日本祭り、前回きた時より規模が大きくなっててびっくり!

フランクフルトからちょっと足を延ばしてオフェンバッハ・アム・マイン。この街のBüsingpark(ビュージング公園)で、8月14〜16日の3日間「Main Matsuri」ってイベントが開催されていました。

名前だけ聞くと日本人には地味な地域祭りに聞こえますが、実態は全然違う。

2018年に始まって今年で7回目、来場者は前年で約26,000人。これ、ヨーロッパの日本祭りとしてはトップクラスの規模らしい。

ドイツのど真ん中、しかも入場料だけで30ユーロなのにこの盛り上がりは隠れ日本好きがいっぱいいるんだなーと驚きました。

*会場の遊歩道。もう普通に人が渋滞してるレベル*

伝統とコスプレが同じ空間に雑に同居してる

会場を歩いてて面白かったのが、和太鼓とか剣術の実演みたいな「ザ・日本文化」ゾーンと、コスプレステージやストリートフードのゾーンが、境目なく普通に隣接してるところ。「Budozelt」っていう特設テントの周りでは、袴姿の人たちが剣術っぽい演武をやってて、観客もそれなりに集まっていて、やっぱ日本の武士道好きもたくさんいるんだなーと感心しました。

袴姿の演者たちが剣術系の演武を披露。

今年の目玉は伝統工法で組んだ茶室。写真映えスポットとしてもかなり人気だった様子。

特設ステージでは毎年恒例のコスプレコンテストとウォーキングコンテストも健在で、ドイツ全国からコスプレイヤーが集まって漫画・アニメ・ゲームキャラの衣装を披露してた。

これだけのコスプレを一同に見れるのはこういうイベントならではで、アニメキャラで呼んであげたらすごく喜んでいました。

メイクやポージングのワークショップまであって、見るだけじゃなくて「自分もやってみたい」って人にもちゃんと入口が用意されてる作りになっていて、コスプレにはあまり詳しく無い私も少しだけやってみてもいいかな。。。と思いました(嘘

物販ブースは85以上。陶芸品、ファッション系、工芸品はもちろん、独立系イラストレーターの作品を扱う「アーティストアレイ」みたいなコーナーもあって、同人イベント感も少し漂ってた。

日本の有名企業が冠スポンサー。

それに加えて地元のOffenbach-PostHit Radio FFH、フランクフルト・ブックフェア、まで並んでて、企業側もかなり本気で乗っかってる感じが伝わってきた。

日本好きが集まるイベントなので企業側も宣伝しやすいのかなーと思います。

スポンサーバナーがぎっしり。地元メディアから食品・タイヤメーカーまで幅広い

極めつけは会場内を練り歩いてたカップヌードルの着ぐるみ。今週末は今年最後の暑さで、気温は37度前後!緑色の脚がやたら元気で、子供たちに囲まれてた。

この暑さの中プロモーションとしての気合いの入れ方がすごい!中の人大丈夫かな。

緑の脚が印象的なカップヌードルマスコットが会場を巡回中

屋台も日本食の専門店が本気度高め

屋台エリアにはカツサンド専門、おにぎり専門かが並んでて、ラーメン・寿司・たこ焼き系の定番だけじゃなくカツサンドやおにぎり、バウムクーヘンみたいなニッチなジャンルまで専門店として出店してるあたり、単なる「なんちゃって日本祭り」じゃない本気度が垣間見えます。

日本酒コーナーの「Premium SAKE & Cocktails」もあって、着物姿のスタッフや来場者もちらほら。会場全体としてかなり密度高く色んな要素が詰め込まれてる感じだった。

サケコーナー周辺。着物姿の人も歩いてる*

## チケットは有料、値段は意外とお祭り価格

気になる入場料は、前売りは金曜15€、土曜30€、日曜25€、週末通しで50€12歳未満は無料(無料チケットは要取得)。週末通しチケットだとKlingspor Museumとドイツ皮革博物館にも無料入場できるおまけ付き。このへんの実務的な作りはいかにもドイツのイベント運営という感じがして、地味に日本とドイツのいいところどりしていました。

正直、2018年スタートでここまで育ったのは、伝統文化とポップカルチャーを分け隔てなく同じ会場に混ぜ込んでる懐の広さと、企業スポンサーもしっかりと巻き込んでる商魂の両方が効いてるんだと思います。

武道演武を見た数十メートル先でカップヌードルの着ぐるみとすれ違う、おにぎりとかき氷を両手に持ってるエルフのコスプレイヤーっていう混沌っぷりが逆にMain Matsuriらしさになってる印象でした。

40代の私には、子供の頃に近所の公園で開催されてた夏祭りの内容を思い出して、ステージの盆踊りやスイカ割り、綿飴、金魚掬い、射的、そのどれもマイン祭りにはなかったのですが、懐かしい気持ちにさせられました。

著者紹介

淵 貴広

フランクフルト近郊在住。ドイツ歴15年、ドイツで調理師のAusbiuldungをする。 趣味でロードバイクを始めるも物足りなくなりダウンヒルを始める。 かなり自由な性格なので趣味の自転車は性に合っていて、ロードバイクに乗ってもオフロードに行く変態なんです。 YouTubeやウェブサイトも運営しています。 ブログ https://www.worldcycling1.com/ Youtube https://www.youtube.com/channel/UCvFiud7CSm5WiaMnmSxNOTw

Blog : https://www.worldcycling1.com/

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