【今週のドイツ語】Was lange währt, wird endlich gut
Was lange währt, wird endlich gut
ヴァス・ランゲ・ヴェート・ヴィルト・エントリヒ・グート
直訳すると、
「長く続いたものは、ついにはよいものになる」。
なかなか終わらない仕事。いつまでたっても完成しない計画。待てど暮らせど実りがないと思われること…。
「いったい、いつになったらできるの?」と思っていたものが、ようやく完成したときに使えるのが、このことわざです。
「時間はかかったけれど、最後にはうまくいったね」という感じで、ちょっとほっとしたニュアンスがある言い回しですね。
ドイツ語の währen は「続く、(時間が)かかる」という意味。
lange währen(長く続く) が、lange währt と変化しています。
そして endlich は「ついに、ようやく」。
つまり、「長い時間がかかったけれど、とうとう!」というわけです。
たとえば、何年もかけて家を建てて、ようやく完成したとき。
Was lange währt, wird endlich gut!
「時間はかかったけど、やっと完成したね!」なんて言うことができます。
日本語の「急がば回れ」や「待てば海路の日和あり」と少し似ていますが、こちらはただ「待っていればいいことがある」というより、長い時間をかけた末に、ちゃんと結果がついてきたときのひと言、と考えるといいと思います。
人生、ある程度生きていると、「すぐに答えが出ないこと」「停滞していたかと思っていたけど、ようやく回復したこと」など、結構ありませんか。
すぐに決められなかったことが、何年か経ってから「ああ、これでよかったのかも」と思えたり。
途中でお休みしていたものを、ある日また始めてみたり。
最短距離だけが、いつも正解とは限りません。
寄り道したり、休憩したり、たまには道を間違えたり。時間がかかってもいいんです、また歩き出せばいいんじゃないでしょうか。
と、言い訳がましいのかもしれませんが、そういうのもありだと私は思っています。